スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

3月, 2023の投稿を表示しています

真理値表から加法標準形の論理式を求める方法

 出力Fが1の入力について、0なら論理否定、1なら論理肯定の単純積を作って、その論理和をとります。 求めた加法標準形の論理式をベイチ図を使って簡単化します。 F = ¬A・¬B・C + A・¬B・¬C + A・B・¬C   ↓ F = A・¬C + ¬A・¬B・C

論理式の簡単化

 ベイチ図を使って加法標準形の論理式を単純化します。 (例)F = ¬A・¬B + A・¬Bを単純化します。 ベイチ図より F = ¬B と単純化できます。

3変数のベイチ図

 3個の変数を含む論理式の場合は3変数のベイチ図を利用します。 

ベイチ図

 ベイチ図を使うとベン図と同じように論理式を視覚的に表現することができます。 加法標準形の論理式を単純化する際にベイチ図を利用します。 

加法標準形の論理式

 F = [単純積] + [単純積] + ・・・ + [単純積] A・Bのような単純積が論理和の形で表されている論理式です。 (例)F = ¬A・¬B + ¬B・(A + B)を加法標準形に変形する。 分配の法則より F = ¬A・¬B + A・¬B + B・¬B 補元の法則より F = ¬A・¬B + A・¬B

電子工作で使うブール代数

 (結合の法則) ① A ∪ (B ∪ C) = (A ∪ B) ∪ C ② A ∩ (B ∩ C) = (A ∩ B) ∩ C (分配の法則) ① A ∩ (B ∪ C) = (A ∩ B) ∪ (A ∩ C) ② A ∪ (B ∩ C) = (A ∪ B) ∩ (A ∪ C) (ド・モルガンの法則) ① ¬(A ∪ B) = ¬A ∩ ¬B ② ¬(A ∩ B) = ¬A ∪ ¬B

電子工作で使うブール代数

 ブール代数はベン図を使て考えると覚えやすいです。 (吸収の法則) ① A ∪ A ∩ B = A ② A ∩ ( A + B ) = A

電子工作で使うブール代数

 ブール代数はベン図を使って考えると覚えやすいです。 (補元の法則) ① A ∪ ¬A = 1 ② A ∩ ¬A = 0

電子工作で使うブール代数

 ブール代数はベン図を使って考えると覚えやすいです。 (恒等の法則) ① 1 ∪ A = 1 ② 0 ∪ A = A ③ 1 ∩ A = A ④ 0 ∩ A = 0

抵抗の定格電力

 例えば、430Ωの抵抗に20mAの電流が流れるときの消費電力は以下の式で求まります。 消費電力[W]  = 電圧[V] * 電流[A] = 抵抗[R] * 電流[A] * 電流[A]   = 430 * 0.02^2 = 0.172[W] よって、定格電力が1/4W(0.250W)以上の抵抗を選択します。

電子工作でよく使う接頭語

 10の累乗倍を表す記号が接頭語です。 接頭語を使って数値を扱いやすくします。 ミリ[m] 10^-3 マイクロ[μ] 10^-6 ナノ[n] 10^-9 ピコ[p] 10^-12 (例)単位変換 10*10^4[pF] =10*10^4*10^-12[F] =10*10^4*10^-6*10^-6[F] =10^-1*10^-6[F] =0.1[μF]